叱る方と叱られる方
私の部署では失敗やミスが多かったり、根回しがうまくいっておらず関係する人全員にスト
レスを与えてしまったり、またそれが原因で上司や部署内で常に怒られている方がいます。
(ここでは仮に「三雲さん」と呼びます)
一方で、上司は常に理路整然としており「なぜミスをしたのか」、起こった原因を徹底的に探し今後のミスを絶対にさせないように指導する方がいます。
(ここでは仮に「二宮さん」と呼びます。)
「仕事ができない三雲さんが悪く、面倒を見ている二宮さんは大変だ」というのが周囲の印象となっています。
上司である二宮さんは、ミスをしてしまう三雲さんの仕事の仕組みややり方に問題があると思い何度も話をするのですが、間違えてしまう部下の三雲さん本人としては「なぜ間違えたのかを分からない・分かっていない」ため、2人の話はいつになっても平行線のまま。
原因は根深い
三雲さんと二宮さんの関係に限らず、コミュニティに属すればどんな形であれ優劣というのものは発生してしまいます。
会社であれば、仕事が出来る・出来ないという分かりやすい指標で判断されてしまいます。
仕事が出来る人の話を聞いたとしても、ミスの根本的な原因が仕事ができない当人にある場合はどうにも解決できないことが多いように感じます。
出来る人は出来ない人の思考が分からないですし、出来ない人は出来る人の思考が分かるはずありませんよね。
1を言えば10まで分かる人もいますし、5まで分かる人もいますし、1しか分からない人もいます。もしかすると、1も分からない人もいるかもしれません。
私は仕事の出来ない部類ですので、三雲さんの立場が非常によく分かってしまいます💦
一方で、なかなか分かってもらえない二宮さんの指導も熱くなりすぎてしまい、何も知らない人が見ればパワハラ風に捉えられないような感じにもなっています。
これでは2人の時間が無駄になってしまい、報われないと私は思っています。
叱る方も叱られる方も有意義な時間になることは難しいのかもしれませんね。
あなたの会社でも同じようなことはありませんか。
〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜
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