40代退職について再考
今回、常務から退職を引き止められて再考するにあたり、今更ですが40代で退職することのデメリット・メリットが改めて明確となった良い機会だったなと感じています。
今後、セミリタイアやサイドFIREを目指し退職を検討されている方に参考にして頂ければと思います。
退職のデメリット
①経済的な不安や収入の減少
会社に勤務するということは仕事が出来る・出来ないに関わらず毎月一定の給料を得られ、さらにはボーナスの支給がある企業もあります。また社会保険料の半額負担など福利厚生がありますので、これを放棄することになります。一番のデメリットだと多くの方は感じるはずです。
②人間関係の喪失
人によって割合は違いますが、人間関係のうち5〜7割ほどを会社の人で占めているのではないでしょうか。1週間のうち大半を会社で過ごすので当然です。退職した場合その人間関係がなくなることとなるため、社会的に孤立してしまう可能性があります。
③再雇用の難しさ
人生は予定通りにいかないことが多くあります。退職後に再び正社員で労働をする必要になった場合、今まで通りの収入は得られない事が多くストレスも大きなものとなってしまうでしょう。
退職のメリット
①自由な時間と余暇の増加
会社に拘束されている全ての時間がなくなるため、自分が行動したいように時間を使うことができます。平日も休日も関係なくなり、俗にいう「サザエさん症候群」や「5月病」とは無縁になるはずです。
②ストレスやプレッシャーの軽減
会社勤めをすると、やりたくなくてもやらなければいけない仕事だったり、責任感などのストレスやプレッシャーから開放されます。今は理不尽な労働を強いられる場合もありますが、そんなものとは無縁になります。
③人生設計の見直し
人生において何をしたいのか。会社で定年、再雇用まで労働していて良いのか、など多くの方は自問自答しながら会社勤めをされていると思いますが、退職後は多くの時間を費して人生設計を見直すことが可能となります。
辞めると言った時がタイミング
退職については、上司に伝えたり退職願を渡したりと手段はありますし、タイミングも人それぞれです。
・潤沢な資金を貯め完全リタイアが可能になった場合。
・子供が学校を卒業するなど、家族の節目をきっかけとする場合。
・仕事への不満や、ストレスに耐えきれなくなった場合。
・自身の働き方を見直したくなった場合、など。
退職のデメリット・メリットを良く考え、「自身が辞める言った時」がタイミングだったなのかなと私は思います。
もちろん、考えた上で労働し続けるというのも正しい選択の1つです。
ただし、労働をしていると「退職したい願望の波」は一定的に訪れるため、退職を検討されている方は今の会社に勤めながら焦らず熟考して結論を出すようにしましょう。
〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜
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