社会保険料控除が上がった
先日公開した私の給与の内訳で気になった方もいるかと思います。
2020年10月の給与
総支給額 | 236,716 | ||||||
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基本給 | 住宅手当 | 食事手当 | 普通残業 | 残業時間 | 支給合計 | ||
251,510 | 24,900 | 6,000 | 33,684 | (20.00h) | 316,094 | ||
健康保険 | 介護保険 | 厚生年金 | 雇用保険 | 所得税 | 住民税 | 積立金 | 控除合計 |
18,430 | 2,850 | 34,770 | 948 | 6,880 | 14,500 | 1,000 | 79,378 |
2020年8月の社会保険料の比較
健康保険 | 介護保険 | 厚生年金 | 合計 | |
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2020年9月 | 13,580 | 2,100 | 25,620 | 41,300 |
2020年10月 | 18,430 | 2,850 | 34,770 | 56,050 |
あれ?社会保険料高すぎませんか?
差額が
そうです、明細を見た瞬間驚きました。
そんな私と同じ状況にある方もいらっしゃると思いますので、今回は控除の1つである社会保険料がテーマです。
社会保険料とは
まず始めに社会保険という保険はありません。
いくつかのものを合わせた総称が社会保険と呼ばれています。
健康保険
これを払うと医療費が7割引きされる健康保険被保険者証というお得なカードがもらえます。健康保険は掛け捨てですので厚生年金のように戻ってきません。自営業の方は国民健康保険です、
介護保険
40歳以上に加入が義務付けられています。
厚生年金保険
一番大きい額です。今のところ65歳にになれば戻ってくるというシステムですが将来はどうなるか分かりません、もらう年齢を引き上げられるかもしれないし、減額されるかもしれいないし、そもそも貰えるのかどうかも怪しい。
これら総じて社会保険料は、給与の約16%を個人と会社でほぼ折半されています。
雇用保険
こちらは給与額に雇用保険率を乗じた数字になります。一般事業の従業員の負担率は0.3%になっています。
基本的に社会保険や税金は総支給額に比例しています。ただし、通勤手当は「税金」の計算には入りません。
標準報酬月額とは
標準報酬月額(仮の報酬)は、毎年4月、5月、6月分に支払われた残業代や手当などを含めた給与総額の平均額から算出します。
こちらが2020円9月から1年間の社会保険料になります。
私は支払いの等級が21等級25等級へとジャンプアップしすぎています💦
今年の4月〜6月は感染症問題で特需があり残業・休日出勤をかなり多くした事で、一時的に給与額が上がった事が原因です。
対策は?
標準報酬月額表をもとに9月から翌年8月までの社会保険料が決まり、これを定時改定といいます。
しかし、昇給・降給などが発生した場合などには随時改定といった方法で変更する事もあるようです。
私の場合、2020年4月〜6月は会社の都合で残業代が多くなってしまい現在残業は多くはありません。
このようなケースは当てはまるのかと調べたのですがどうやら当てはまらない事が分かりました。
普通残業に関しては非固定的賃金と言われ月額変更の対象にはなりません。
逆に、稼働や能率に関係なく支給額が固定されている固定的賃金と呼ばれるものが変動した場合には随時改定の対象となります。
<非固定的賃金>
残業手当、皆勤手当、休日出勤手当など。
<固定的賃金>
基本給、家族手当、通勤手当、住宅手当、役職手当など。
ですので、来年9月までは指定された社会保険料を徴収される事になります😭
これを防ぐ対策としては、やはり4月〜6月の残業代を極力減らすしかないのかなと思っています。
一応、社会保険料を多く払うメリットとしては将来の年金受給額が上がるのですが、将来にもらっても私としてはあまり重みを感じません。
それどころか、月10000円程度の投資機会を失ったとしか考えられません。
結論として、一般社員が社会保険料を下げたいのであれば4月〜6月は残業代を少なする、という考えに至りました。
今後について
今回取り上げた「社会保険料」、そしてもう1つの控除である「税金」は一生つきまとう問題です。
初めは私のように触りでも構いませんので一度知識として入れておく事をオススメします。
税金は別記事でも取り上げたいと思っています。
〜どうぞ私を反面教師になさってください〜
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