ワークマンこれだけで良い会社
コロナショック以降、株価が下降していた【7564 ワークマン】ですが、2022年に入り株価は絶好調で順調に回復をしています。
業績も12年連続で最高益を達成中です。
いままで会社として当たり前にやっていたことを「しない会社」としても有名で、【ワークマン式「しない経営」】という本も出ているほどです。
ワークマン式「しない経営」 4000億円の空白市場を切り拓いた秘密 [ 土屋 哲雄 ] 価格:1,760円 |
最近では、ワークマンプラス、ワークマン女子、ワークマンプロといったサブブランドも広く知れ渡り、老若男女問わずブランドとして定着している印象を受けます。
ワークマンの経営理念
経営理念から、従業員にとって良い会社というのが一目瞭然です。
①社員のストレスになることはしない
残業しない。仕事の期限を設けない。ノルマと短期目標を設定しない。
②ワークマンらしくないことはしない
他社と競争しない。値引をしない。デザインを変えない。顧客管理をしない。取引先を変えない。加盟店は、対面販売をしない、閉店後にレジを締めない、ノルマなし。
③価値を生まない無駄なことはしない
社内行事をしない。会議を極力しない。経営幹部は極力出社しない。幹部は思いつきでアイデアを口にしない。目標を定め、ノルマは決めない、「頑張る」ことは禁止。
昭和の時代から現代まで引き継がれていたものをことごとく排除し、従業員がいかに会社で働きやすい環境を求めているのかを把握されている経営者がいるというのが良く分かります。
個人的には③の社内行事をしない、会議を極力しない、経営幹部は極力出社しないというフレーズだけで、感銘を受けてしまいました。
数年、数十年に渡ってこの方針が成功するかは分かりませんが、現代社会において「改革」という言葉がふさわしいと感じています。
ワークマンはユニクロのような世界的ブランドにもなりうる可能性を秘めており、今後の動向に注視していきたいと思います。
〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜
コメント