父親の運転免許証返納
昨年1月に父親の運転免許証返納について家族で話し合い、結局返納までには至りませんでした。
しかし、当時の父親から「80歳まで乗ろうと思っている」という発言があったため、先月80歳を迎えて改めて運転免許証返納についてどう考えているのか話し合いの場を設けました。
結論としては、話し合いにすらならなりませんでした💦
おそらく自分が言ったことを忘れているのかもしれません。
返納するメリットとデメリット
高齢者運転ドライバーの運転免許証返納は、今後の日本においてさらに大きな問題になることは間違いありません。
しかし、返納しないことがメリットだけかというとデメリットも存在することが話をややこしくさせていると感じています。
メリット
運転免許証を返納することによるメリットです。
・高齢者ドライバーが原因による不幸な事故が減る
・家族が絶対的な安心感を得られる
・自動車を所有することによって発生する維持費が発生しなくなる
・近場の買い物は徒歩でいくことになるため健康的になる
デメリット
運転免許証を返納することによるデメリットです。
・高齢者ドライバーによる事故がなくならない
・自動車が売れなくなるため自動車メーカーの売上減、さらには業界の衰退に繋がる
・田舎であればあるほど移動範囲が制限される
・急遽出かけなければならない場所があるとタクシーの利用などが発生する
歯止めをどこでかけるのか
先にも挙げたとおり、運転免許証を返納するということはメリットもデメリットも発生します。
私としては「歯止めをどこでかけるのか」だと思っています。
今後は高齢者が加速度的に増加しますので、このままでは高齢者ドライバーによる事故は比例して増加することが考えられます。
一番の目的は「不幸な事故を1件でも多くなくすこと」です。
それを達成するためにはどうすれば良いのか、一定の年齢に達したら強制的に返納させるのか、それとも対象の年齢上のドライバーには1年ごとに検査・試験を実施するのか。
高齢者ドライバーの免許証返納は、個人の判断や家族の話し合い・説得などでは簡単にできないことだと、私の父親を通して実感しています。
あなたはどのようにお考えですか。
〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜
コメント