パチンコで学んだこと
私は20年ほど前までパチンコ・パチスロにめちゃくちゃハマっていた時期がありました。
一歩道を踏み外せば、「パチンカス」と呼ばれる存在になっていたかもしれません。
開店前から店の前で列に並び、朝から晩まで遊戯していたこともありますし、大勝ちした日の翌日に大負けしたことも数多くありました。
さらにはグランドオープン時に、会社を休んだことすらありました。
これだけハマっていたからこそ、面白さも抜け出せなさも分かりますので現在パチンコを楽しんでいる方たちを否定するつもりは全くありません。
また、演出の楽しさや大当たりした時の感覚などはいまだに覚えていますので、遊戯したくなる気持ちは分かります。
ただし、パチンコをしなくなった今だから分かるのですが私にとっては「時間を無駄にしてしまった」ということだけははっきり言い切れます。
多くの時間を費やしているのにも関わらず、自身のスキルとして何一つ身についていないんですよね。
暇つぶし・ストレス発散・興奮を味わうというにはあまりにも無駄な行為でした。
資本主義社会の縮図
パチンコ人気は全盛期よりも衰えたとはいえ、今なお駐車場には多くの車が止まって遊戯を楽しんでいる方がいらっしゃいます。
私はその光景を見るたびに、懐かしさを感じるとともに「資本主義社会の縮図」を見ているような気落ちになります。
高齢者は年金を、サラリーマンは給料を軍資金として遊戯しており、パチンコ屋からするとまさに「養分」です。
時には軍資金が増えることもありますが、結果としてなぜそのパチンコ屋が存在しているのかを考えると答えは出てきますよね。
多くの方がマス層にいるという日本の資本主義社会の中で、収入の使い道はもっと慎重に考えるべきだとパチンコは教えてくれました。
あなたはどのようにお考えですか。
〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜
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