楽天グループ株は買いなのか

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楽天グループ株は買いなのか

私が【NTT(9432)】と双璧を成し注目している銘柄として【楽天グループ(4755)】があります。

楽天はグループの足を引っ張っている肝心のモバイル事業の黒字化にはまだ至っていませんが赤字額は減少しつつあり、2024年には単月黒字化を目標・実現できるのではとされています。

しかし、あの手この手と施策を打っても所詮は一時的なユーザー確保あることに変わりはなく、目標とする800~1,000万回戦を「継続的」に契約を確保するというのは難しいものがあるでしょう。

現在の株価はやや回復しており、1株750円~850円の間となっています。

そこで、鍵となってくる楽天とローミングサービス契約を結んでいるKDDIの動きです。

4月26日にKDDIがローソンのTOB(株式公開買い付け)を成立させたことで、三菱商事と共同経営をすることが発表されました。

キャリアの中で唯一コンビニ事業を傘下に入れることになる訳ですが、これに伴いPonta経済圏のさらに拡大することとなりました。

そして、その先には「楽天を取り入れる」ことが念頭にあるはずです。

楽天はモバイル事業に手を出したため窮地に陥っていますが、セグメント別で約5割を占める楽天市場などの「インターネット事業」、約3割を占める楽天カードなどの「フィンテック事業」は順調な成長を見せており他社から見れば、楽連はモバイル事業以外は旨味のある会社ということになります。

逆に言えば、モバイル事業を補填できる企業があれば、旨味しかありません。

そこで、基地局を多く保有するKDDIは先ほど挙げたように楽天とローミングサービス契約も結んでいることから、他の企業が傘下に入れるよりも遥かにデメリットが少ない状況となっている訳です。

楽天Edy・楽天ペイ・楽天ポイントなど経済圏として既に普及していることも大きな魅力ですよね。

また、モバイル事業好転をしないままであれば、KDDIが動かずとも楽天のほうから業務提携を求めてくる可能性も十分にありそうです。

三木谷社長次第というところはあるでしょうが。。。

ちなみに、ファミリーマート・ファミペイなど基盤を固めている伊藤忠が狙っているという話もありますし、いずれにせよ楽天グループは「買収」に適している企業であることは間違いありません。

今が買い時のような気もしますが、話題に事欠かない「楽天グループ」の株。

みなさんはどのようにお考えでしょうか。

〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜

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