確定申告のススメ
令和2年分の確定申告で税金の還付を受けました。
提出期限ギリギリで確定申告を済ませ、還付金の振込通知書が送られてきました。
今年の還付は32,996円でした。
外国株式投資家は確定申告必須
私は米国株式を配当メインとしていますので配当を100とすると、外国税で10%を引かれ、更に残った90に対して日本の所得税10%、復興特別所得税0.315%、住民税5%の合計20.315%が控除されます。
つまり、100-(100*10%)-(90*20.315%)=71.7165%しか手元に残りません。
100,000円の配当を受けたとしても、71,716円しか振り込まれないのです。
しかし、外国でも国内でも税金を課せられて二重課税となっているため、【外国税額控除制度】として確定申告をすれば外国で課された税金を国内の所得税などの税金から差し引くという制度になります。
微々たる金額かもしれませんが、取り戻さない手はありません。
単年だけでは感じないかもしれませんが継続すれば、そこそこ大きい金額になっているはずです。
サラリーマンも確定申告をすべき?
確定申告を必ずしなければいけない人・絶対したほうが良い人は別として、私はサラリーマンは確定申告をしたほうが良いと思っています。
多くの人は面倒がってやらないでしょうけど、ほとんどのサラリーマンは少額であれ還付を受けられるのではないでしょうか。
初めは当然面倒で時間もかかりますが、1度確定申告をしてしまえば自分が記載に必要な項目・箇所が分かりますし、ふるさと納税もワンストップ特例制度に頼らずに自治体の寄付数の制限を気にせずに出来ます。
そして何より、定年退職などでいずれは確定申告をしなければいけない時期がきますので早めに覚えて行動しておくほうが良いのではと考えます。
いずれにせよ会社が行ってくれる源泉徴収では取られるだけですので、多く払った税金の還付は少額かもしれませんが受けたいですよね。
※ちなみに【国税局の確定申告のホームページ】は初心者には分かりにくいため、自分に必要な項目を説明しているサイトをググって見ることをオススメします。また、youtubeなども分かりやすく説明しているチャンネルは多くありますので参考にしてみてください。
今年、私が参考にさせて頂いた山田真哉さんのチャンネルです。
〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜
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