人生最大のミス
先日、株式取引において人生最大のミスを犯してしまいました。
というよりは、そのミスに気づかずふとしたきっかけでミスが発覚してしまいました。
この記事もそのミスを引きずったまま落ち込みながら書いています💦
一般口座と特定口座
証券会社で取引をする際は銀行と同じで必ず口座を作る必要があります。
口座の開設は一般口座となり、その際に特定口座を申し込むか選択します。
【特定口座とは】
証券会社が年間取引の損益計算を行ってくれます。
特定口座には、「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」の2種類があります。
■「源泉徴収あり」の場合
証券会社で年間取引の損益計算をし、年間取引報告書を発行してくれます。
また、売買の都度徴収される源泉徴収納税額を、証券会社が税務署へ納税してくれるので、自分が確定申告を行う必要がありません。
ただし、損失の繰越については別途確定申告が必要となります。
■「源泉徴収なし」の場合
証券会社で年間取引の損益計算をした上、年間取引報告書を発行いたします。
自分はそれを用いて確定申告を行います。
【一般口座とは】
自分で損益計算から確定申告まで行う必要がある口座になります。
特定口座一択です
一般の方が証券口座を作ろうとした際は、源泉徴収あり・なしは別としても特定口座の選択以外あり得ません。
なぜなら、一般口座には一切メリットがありません。
自分で年間損益計算をしなければいけないなんてものすごい面倒だからです。
確定申告が手間だという方が多いと思いますので、大半の方が【特定口座・源泉徴収なし】にされているではないかと思います。
一般口座で取引していました
そんなメリットが全くない一般口座ですが、私は一般口座で取引をしてしまいました😭
間違えて特定口座で買う予定だったものを一般口座で購入していまった、という話は聞きます。
その際は、気づいた時点で即決済し再度特定口座で購入。
よっぽどの事がない限り20万以上の利益は出ないでしょうから、確定申告も不要という事で特に大きな問題にはなりません。
しかし、今回は完全に特定口座の申し込みをしておらず、一般口座のみで購入し続けていたというかなり面倒な事案です。
幸か不幸か、配当金・分配金目当てで半永久保有をモットーとしておりますので株式売却による損益というものは今まで発生しておりませんでした。
※配当金・分配金は自動的に税金が引かれるので基本的には確定申告不要となります。
高配当ETF・ZMLPの清算で発覚
高配当ETFであったZMLPが感染症の影響で株式が清算されてしまい10月に清算金が振り込まれました。
その取引内容を確認していたのですが、普段見たことのないタイトルの書類でした。
『外国株式等 株式分割・権利売却等のご案内』
私がいつも受け取っているのは、『外国株式等 配当金等のご案内 (兼)支払通知書』です。
「外国株式等 株式分割・権利売却等のご案内」を見ると口座区分に項目が無いものがあります。
まさかと思い調べてみたら、一般口座扱い分。こんな事から発覚しました。
特定口座を申し込んだはず
でも、確かに口座開設時に特定口座を申し込んだはず、SBI証券の口座を確認してみました。
あれ。一般口座のみ💦
特定口座は申し込みすらしていませんでした。
おそらく、株式投資をしようと思った際にSBI証券と楽天証券をどちらをメインにするか悩んでいて同時並行で口座を開設したので、楽天証券で特定口座を選申し込んだ記憶がそのままSBI証券でも特定口座を申し込んだと勘違いしていたと思われます。
やらかしました、本当に面倒な事になってしまいました。
今後の問題
今回はZMLPという比較的取引回数が少ない株式である、おそらく計算は楽だと思いますが私は高配当株式の積み立てをメインで取引を行っています。
半永久保有のスタンスではありますが、もしなにかの機会で売却をしなければいけない場合は1取引ごとに取得価格を追っていかなければいけません。
想像しただけでも膨大な作業になる事が分かります。
みなさん、証券会社で株式投資をする際は必ず特定口座です。
一般口座だと私のように今後非常に面倒な作業が待つことになります。
どちらにせよ、配当金の米国税金分は外国税額控除で確定申告する予定でしたので、ZMLP清算の売却損も一緒に行おうと思います。
近いうちに税務署に相談しに行ってきます。
今回、税金の勉強をし始められる良い機会だと前向きに捉える事にしました💦
2021年からは特定口座で進めますが、一般口座分は振り替え出来ないため売却時には苦労しそうです。
〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜
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