損出しの時期

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損出しの時期

12月もあと半月ほど、1年の投資に対して反省する時期となりました。

現在の株式相場はどっちつかずの状態となっていますが、しばらくは来年・再来年のリセッションを踏まえた上で下落傾向になるのかなと思っています。

そして、今年は株式投資をやって数年が経過しますが私自身始めての【損出し】を行いました。

「損出し」というのは、損失を確定させて本来支払うべきだった税金を意図的に少なく抑えるという方法です。

今年は【(9831)ヤマダホールディングス】【(2768)双日】などの株式を整理したことで多少の売却益を手にしていたこと、さらには12月に入り自分の投資方針に合わない銘柄が含み損を抱えていたため、損出しのタイミングだと思い実行しました。

投資方針に合わない銘柄の整理

ある程度長く株式投資を行っていると、自分の投資方針には合わないのにも関わらず安いと思って購入したり、よく調べずに雰囲気で購入してしまったりということが多かれ少なかれあるはずです。

例えるなら、インデックス投資や高配当株投資をしている方が現在大暴落中の【TSLA】を購入するようなものでしょうか。

今回、私が損出しを行ったのは投資の先輩から話を聞いて興味を持ってしまった【NKLA】、「AT&T」のスピンオフとして取得することになった【WBD】、同じく「IBM」のスピンンオフとして取得した「KD」の3銘柄です。

いずれも取得後の株価は大きく下落、さらには無配当銘柄という自分の投資方針ではない銘柄です。

特に「NKLA」については当時安値だと思っていた11ドル台の時に、投資家仲間が「買い」だという話をしていたのが気になってしまい、ついつい購入しましたが、現在は2ドル台前半という散々たる状況💦

購入後に調べてみたのですが財務状況がかなり悪く、さらにはCEOの詐欺疑いという傷持ちとなっており、今後株価が上昇するにしても、しばらくは時間がかかるでしょう。

やはり自分の投資方針は鉄の掟として守らなければいけません。猛省です。

「損出し」は株式投資の本来の目的である株価値上がりや配当金上昇を期待するところとはかけ離れたところにあります。

出来れば積極的に利用したくはありませんが、節税はもちろんスピンオフなどの予期せぬ出来事や、購入した銘柄を反省するために覚える必要があるテクニックですので有効に活用していきましょう。

あなたはどのようにお考えですか。

〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜

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