有給消化1ヶ月が経過
本日で有給消化1ヶ月が経過、つまり会社へ通勤しなくなってから1ヶ月です。
正式な退職日である6月30日までは「会社に行かなくても安定的な給料が支給されている」という特別な状態ではありますが、この1ヶ月で感じたことや行動の変化をお伝えしていこうと思います。
仕事のことを考えなくて良い
寝ても覚めても通勤中も帰宅中も、そして休日も頭の片隅では仕事のことを考えている状態でした。
どんなに楽しんでいても、ふと仕事のことが頭をよぎることもしばしば。
その状況から解放されたことで、視界が一気に開けたような感じがしました。
仕事を優先から、自分を優先にできるという当たり前のことを出来るということは本当に幸せです。
逆に言えば、それだけ給料を得るという行為が重要であり大変なのかが分かります。
①サザエさん症候群からの脱却
属にいう、日曜日の夕方に憂鬱になる「サザエさん症候群」からは完全に解放されます。
毎日が休日という扱いになるため会社に行くという大きなストレスが一切なくなりました。
通勤・出社するという行為が、いかに負担だったかが分かります。
③平日行動の快適さ
特に北海道旅行の時に実感しましたが、平日はどこに行っても人が少なくて快適です。
旅行者の多くは、お金も時間もある定年退職を迎えたような高齢者の方が圧倒的に多かったのですが、それでも休日の旅行・観光を考えると快適に旅行できました。
空港での手荷物チェックの列もスムーズでした。
また、スーパーなどの買い物時にも駐車場が空いていたりと、平日の快適さを感じることができます。
②睡眠時間の大切さ
自分のタイミングで寝て起きることが出来るため睡眠時間の確保は必ずできます。
通勤時は睡眠時間が4時間程度になることも多く慢性的に眠い状態となっていましたが、現在は7時間程度の睡眠時間が取れているためそれが全く無くなりました。
久々に頭の中が晴れ晴れしたような気分になります。
高齢者の溜まり場の把握
時間は間違いなく持て余しているであろう高齢者の溜まり場が一目瞭然で把握できるようになりました。
私の行動範囲だと「コメダ珈琲」「ショッピングモール」「ショッピングセンター」などです。
時間を持て余しているというネガティブな発言もあると思いますが、私の中ではやはり近所の話し相手・お茶飲み友達が高齢者の方にとって大切なのかなと思います。
お互いの元気な状況確認のためにも必要だと感じています。
資産が気になる
まだ正式な退職とはなっていませんが、異常なほど資産が気になりチェックする機会が増えています。
これは、絶対的安定の給与収入が無くなることで、今後の労働を含めて足りるのか、足りないのかという不安からくる行動だと思います。
シミュレーションはしているものの、ここ数ヶ月で起こった変化です。
やろうと思っていたことをやれる
やろうと思っていたプライベートなことは、仕事優先にしていたため時間が足りなかったり、休日には出来なかったりと放置していたことがありましたが、それらを出来るようになりました。
先日のピアノ売却もその一つになります。
とりあえず、今まで放置してしまっていたやらなければいけないことを塗りつぶす日々を送っており、時間の足りない日々が続いています。
二度と会社員には戻りたくない
繰り返しになりますが、今の私は「会社に行かなくても安定的な給料が支給されている」という期間限定で優遇されている状態にあります。
真の意見は給与収入や失業給付金支給が無くなってからの1年後くらいになりますが、現段階では二度と会社員の生活には戻りたくないと言い切れます。
私にとっては通勤・仕事・人間関係などがいかに負担となっていたかが分かりました。
もちろん、今後環境が変化し会社員に戻る選択をしなければいけないこともあるかもしれませんが、40代で仕事にいかなくなる期間をつくれて良かったと感じています。
セミリタイア・サイドFIREの一歩を踏み出すのに躊躇されている方がいらっしゃいましたら、一度長期で有給消化を利用しじっくりとプライベートを考える時間を取ってみても良いのかなと思います。
最終的に「セミリタイア・サイドFIREに憧れていたけど会社で働いていたほうが良いや」という結論が出る可能性も十分にありますので。
セミリタイア・サイドFIREを目標とされている方の参考になれば幸いです。
〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜
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