評価額が伸びないSBI・SCHDの状況
昨年末より取扱いが開始され純資産額があっという間に1,000億円を超えた【SBI・SCHD】。
さらに、【楽天・SCHD】も純資産額1,000億円を突破しており多くの高配当株投資家から注目が集まっているのが分かります。
SBI証券における新NISA成長投資枠の積み立てランキングでは上位5位に入る勢いを見せています。
しかし、実運用が始まり一ヶ月が経とうとしていますが基準価格の上昇がほぼ見られず厳しいスタートとなってしまっただけではなく、悲しいことに元本割れを起こしそうですらあります。
地政学リスクやトランプ政権となってからの世界的不安定状況が続いていること、過熱感のあった米国株式が売られ始めているということ、さらには為替も円高方向へのトレンド転換も予想されており、投資対象である「シュワブ・米国配当株式ETF」が値上がりしにくいことが現在の状況となっています。
2025年はまだ始まったばかりですが、個人的にはしばらくこういったマイナス要素を含んだまま時が経過するのではないかと思います。
「SBI・SCHD」は新NISA枠で購入している人が多いはずですので、今後は「損切り民」が発生しさらなる評価額の下落につながる可能性もあるのではないでしょうか。
不安定相場でどんな対応をしていくのか、投資家の方向性が問われる年になりそうですね。
あなたはどのようにお考えですか。
〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜
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