日常の工業油まみれの想い
職業訓練真っ只中、現在は給排水関連の授業が中心です。
給排水のメインは様々な材質の配管の組み立てがメインとなるのですが、鋼管を組み立てる際には工業油を使用することがあります。
そのため、最近ではその臭いまみれのまま帰宅することがあり、ふと「そういえば、私が小さい頃に父親もこういった感じで帰宅してきたな」と幼少期の記憶が蘇ります。
以前にも記載しましたが、私が職業訓練で学習していることは今80歳を超える父親が現役時代に生業としていたことが多く、家にあった工具や道具の使い方がようやく分かったという状況です。
私は今まで父親が歩んできた道とは全く関係の無い仕事をしてきたため、50歳を迎える直前で同じような道を知り多少形とも理解する日が来るとは想像すらしていませんでした。
今まで知ろうともしなかった父親と同じ道をほんの少しだけでも知ることができ、お互い人生の残りも少なくなったからこそ余計にそう感じるのかもしれません。
器用さが求められることなのでもっと早い段階で気付き技能的なところを知れれば良かったのですが、私が父親を避けてきたことも一因としてあるでしょう。
時間は巻き戻せませんので、実にならないかもしれませんが不器用ながら努力はしていきたいですね。
50歳を手前にして始めて凄さが分かった工業油の臭いに気づけたことで、他の人よりも圧倒的に不器用ながらも愚直に前進していきたいと想いました。
みなさんは私のようにならないように早く気づき行動して頂ければと想います。
〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜
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