NTT年初来安値更新
昨日、【NTT(9432)】が150円台を割り込み、一気にレジスタンスラインである147円台へ突入し年初来安値となりました。
「150円」という特に意味はない数字ですけど、切りが良いというのテクニカル的なところとは別に動きますのでやはり重要です。
5月中旬から1ヶ月ほどは150円を抵抗として買いが入っていましたが、そこを割り込んでしまえばあっという間で次に待っていたのは147円のレジスタンスラインです。
この2ヶ月では15%近い下落となりました。
NTTは決算の見通しも悪く、現段階で好材料が全く無いというのが下落を招いている大きな要因です。
また、NTT法が改正されたことによる「国が保有する株の売却」もそう遠くない日に始まることも予想されており、147円というレジスタンスラインはありますがまだまだ底が全く見えないというのが大方の見方です。
さらに、NTT株は新NISAで購入している方も多いようで、これ以上の下落してしまうと新NISAで保有している投資家が耐えきれずに売却し株価の下落を増長させてしまう可能性もあります。
このように悪材料の揃う株の扱いは難しいですが、私は4月くらいからひらすら本格的に指値で買い増しを続けています。
現状は「落ちるナイフ」であることは間違いありませんし、過去に半ば国有化されていた生活インフラを形成する企業を民有化させて成功した企業は多くないというのも事実。
その中で狙っていた株式をどうするか、投資家の判断が問われるところですね。
もちろん底が見えない今は、動かないというのも大切な選択の一つです。
あなたはどのようにお考えですか。
〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜
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