為替は年初来の140円台へ
この1週間のドル円相場は毎日ほぼ1円ずつ円高方向へ向かう流れとなりました。
日本の金利引き上げだけでなく、9月13日は欧州の金利引き上げと、アメリカの9月の利上げが0.25%予想から0.50%へ高まったことから久々の140円台にタッチしました。
これは、2024年1月と同水準です。
今後はさらに日米の金利幅の縮小や、米大統領選挙の2候補者ともに現在よりもドル安を推し進めていることからさらなる円高になることが予想されます。
また、日本だけが金融緩和政策を取ってきたツケとして各国に「円キャリートレード」をされたことで、円の金利引き上げが世界恐慌の引き金になるとすら噂されるようにもなりました。
新NISAから株式投資を始めた方にとっては厳しい初年度となっているかと思いますが、長期投資をする上でいずれはこのような局面を迎える時が必ず来ます。
それがたまたま投資初年度に来ただけ、と軽い気持ちで静観しておくのも一つの手かもしれません。
もちろん、今の株式市場が崩壊しない可能性はゼロではありませんし、今後の為替や株価もどうなりか分かりませんので撤退するということも間違いではないと思います。
今回の為替の動きによってあなたはどのような行動を取られますか。
みなさんの参考になれば幸いです。
〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜
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