スマホで確定申告してみました
【xiaomi mi note 10 lite】にNFCが搭載されていることが分かったため、スマホで確定申告をしてみることにしました。
【マイナポータルAP】をダウンロードし、マイナンバーカード読み取り、無事【e-tax】・確定申告書の作成画面へと進みました。
一応申告は出来たのですが問題が多かったと感じましたので、いくつか挙げてみようと思います。
スマホで確定申告をして気づいた点
以下、私がスマホの確定申告をしてみて気づいた点になります。
①マイナポータルからe-taxへの連携がイマイチ
マイナポータル用でマイナンバーカードを読み取り、再びe-tax用でマイナンバーカードを読み取るのですが、マイナポータルとe-taxの連携がうまく出来でいないせいか、私のやり方が悪かったのかe-taxでの読み取りの際にエラーが何度も起きました。
何度か繰り返すことでe-taxへもログイン出来たのですが、イマイチだなと感じました。
②マイナンバーカードを読み取らせるメリットが少ない
せっかくマイナンバーカードを読ませているのにも関わらず、e-taxでは住所・氏名・生年月日・年齢を入力しなければいけません。
何のために個人データを読ませているのか、さすがにこの辺は改善して欲しいと思いました。
③スマホでの入力のしづらさ
②にも関係することなのですが住所・氏名などを手入力する項目があるため、私にとっては手入力する項目はやはりキーボードのほうが楽だなと思いました(笑
せめてスマホでの申告の多くを、数字の入力とタップで完了するくらいの工夫が必要かと思います。
④ウィンドウ表示が分かりにくい
補足説明をタップすると、別ウィンドウで表示されているのか、それとも元々入力していたウィンドウなのか分からずに、結果入力していたウィンドウを閉じてしまったことが数回ありました。
せっかく入力した項目を戻るボタンを押すことで、万が一にも消えてしまう恐怖もあり、別ウィンドウでの表示で統一してほしかったです。
⑤情報量が多いほうが良い
個人的な感想ですが、6インチ程度のスマホの画面では正直厳しいなと思いました。
やはり確定申告においては表示されている画面・情報量が多いほうが楽なのではないでしょうか。
マイナンバーカードの普及次第か
色々と不満はありつつ時間をかけながら始めてスマホで確定申告をした訳ですが、結局はマイナンバーカードの普及次第かなと思っています。
政府はマイナポイントのポイント還元などで、マイナンバーカードを普及させようとしています。
現時点では確定申告以外にも、本人確認のほか、コンビニでの住民票などの各種証明書の取得に使用することが出来ますし、今年2021年には健康保険証として対応、また2024年には運転免許書との統合も予定されています。
しかし、マイナンバーカードを使用する側である国民も、対応する側である行政機関もしっかりと理解した上での普及が必須だと思っています。
残念ながら現在は、国民も行政機関も使いこなせている方は多くはありませんね。
第4時産業に遅れをとっている日本、かつ高齢者が多く存在する地方であればあるほど顕著なのではないでしょうか。
当面はパスワードの設定・管理・運用が大きな問題だと個人的には思っています。
スマホで確定申告の今後
スマホでの確定申告ですが、今年と同じ環境であれば来年は私はやらないかなと思います。
PCにリーダーを接続させてマイナンバーカード方式での対応をする予定です。
人によってはスマホでの確定申告は本当にお手軽で便利だと思いますので、会社員で源泉徴収票の箇所と、ふるさと納税の寄付控除くらいの入力項目が少ない方へはオススメ出来ます。
会社員は会社任せで税金が徴収されていきますが、自分の時間を捻出して生み出したお金です。
今だに確定申告は面倒思われる方もいらっしゃると思いますが、間違いなく少しづづではありますが改善はされて手間は少なくなっていますのでぜひ申告をして取り戻しましょう。
〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜
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