高配当株【WBK】のADR廃止
先日、オーストラリアの市中銀行である・ウェストパック銀行【WBK】のADRプログラムの終了が決定となりました。
ADRプログラムの廃止は、2020年のBTグループ【BT】に次いで自身2度目の経験です。
ADRとは
「ADR」とは米国預託証券のことを表します。
仕組みとしては米国以外の国で設立された企業が発行した株式を裏づけとして米国で発行される有価証券となります。
厳密には株式とは言えませんが、株式から生じる経済的権利の全てを含む有価証券であるために、株式を保有するのとほぼ同じ効果を得ることができます。
今回は「WBK」の有価証券購入のプログラムを終了させるというものになります。
高配当株WBKのADR廃止
昨年ADRプログラム終了となった「BT」もそうですが、ADRについては「BT」や「WBK」のようにいつプログラムが終了するか分からないというリスクがあるため注意が必要ですね。
正直、今回の「WBK」については個人的に想定外で、「WBK」を含めたオーストラリアの4大銀行は様々な問題が露呈していますが、中国への依存はある程度高いにしても国としては人口も増加しており不安要素は他国よりも少ないと感じていました。
ADR銘柄は日本の個人投資家にも人気な高配当銘柄が多く、いつ我が身に降り掛かってくるのか覚悟を持った投資が必要だと思います。
私も保有している、【RDSB】や【RIO】なども、いつADRプログラム終了となるか分かりません。
年間の配当金減少
高配当株として有名な「WBK」ですが、私としては24,000円程度の配当が減るかたちとなりますのでかなり痛手になります💦
しかし、今回は全て精算となりますので支払金額で別の高配当株を購入する予定です。
現在の評価額としては若干プラスになっていますので、精算されるまで放置します。
ADRの廃止やスピンオフなど、株式市場に参加しているからこそ経験出来ることですので、自身の成長のため楽しんでいきたいですね。
〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜
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