ドル円が130円を突破
4月に入ってからドル高・円安が加速し、現在は1ドル130円前後です。
当時は投資をしていなかったこともあり全く記憶にありませんが、実に20年ぶりとなる2002年以来の130円台だそうです。
20年ほど前というと当時のレギュラーガソリンの価格が90円台前半だったと記憶しており、今では考えられないような価格でした。
「10年ひと昔」という有名なことわざがありますが、20年も経てば当然ひと昔どころの騒ぎではありません、時代が変わるには十分な時間です。
円安のメリット・デメリット
ドル円が130円を超えたことにより、ドルで保有している米国株については円安の恩恵を大きく受け含みとなっており、年始から下落し続けている現在も評価益となっている銘柄が数多くあります。
一見メリットのように感じますが、円高方向に動く場合もあるため当然デメリットとなる可能性もありますので、個人的には一喜一憂しないほうが良いと思っています。
円安で恩恵を受けている現在や株価上昇の場合もそうですが、「含み益は幻」ということを忘れてはいけません
ドル転のタイミング
今年に入り株価が大きく下落した場面では、配当金の預かり金を株式の購入に充てていたため今週に入りドルが枯渇してしまい、久々に円をドルへ転換することとなりましたが、今度は円安のデメリットを受けることになります。
130円を超えた状態で100,000円をドル転しようとすると、手数料を除き769ドルとなります。
しかし、つい2ヶ月前の115円の場合は869ドルとなり、100ドルもの差が生じています。
定期積立も行っているため為替リスクは仕方ないことだと割り切る必要がありますが、損をした気分になってしまうのが悲しいところです。
しかし今回は行動しないことが機会損失につながると判断し、結局はドル転をすることにしました。
為替リスクをどう捉えるか
盲点となるのが、自国通貨も為替の影響を常に受けているということです。
今回の円安でいうと資産の100%を円建てで保有していた場合は、2ヶ月前と比較して13%近く価値が安くなったことになります。
ただしあくまで現時点での価値が目減りしているだけですので、それが良いことなのか悪いことなのかは誰にも答えが分かりません。
必要なのは自分がどこにリスクを取っているかということを認識しておくことだと私は思います。
みなさんはどのようにお考えですか。
〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜
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