赤字続きの楽天グループの行方
赤字続きの【楽天グループ(4755)】の動向に注目が集まっています。
2022年度もモバイル事業が大きく足を引っ張っており、で約3,800億円の損失となりました。
この数字は過去最大の赤字を計上した2021年度の1,940億の損失を大幅に上回っている数字です。
しかし、銀行・証券・カードを中心とした「フィンテック事業」と「インターネットサービス」は好調でグループの赤字を軽減させています。
モバイル事業はKDDIのauローミングを随時終了させていくことで費用削減には繋げているものの、逆に電波の繋がりにくさを露呈してしまったかたちにもなりました。
楽天は2023年中にプラチナバンドの再割当てを要求していますが、基地局設置の費用は自社ではなく3大キャリアに負担してもらう考えを持っており、キャリア側とは考えが一致しません。
10%を超える社債の発行や、【楽天銀行】と【楽天証券】の上場も予定しており、キャッシュの確保も進めていかなければいけない状況です。
2023年は楽天グループがどのような動きを見せるのか、今まで以上に注目が集まっています。
〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜
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