有給は自らが得た権利

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有給付与・有給消化

多少改善されたとはいえ、多くの中小企業では未だに有給が取得できない・取得しづらいという風潮がまだまだ残っているのではないでしょうか。

私の会社でいうと、毎年1月に20日の有給付与、前年取得残分も含めて有給の最大積算は40日となっており、1年の有給取得が20日未満であった場合は「有給放棄」となります。

現状は、残念なことに多くの従業員が有給20日を取得できず有給放棄となっている状態です。

おそらく、他の会社も同じような状況にあるのではないでしょうか。

有給は自らが得た権利

「会社のために身を粉にして労働する」という考えが日本には定着してしまい、「休んではいけない」「休みにくい」という体制になってしまったのでしょう。

あまりにも会社依存となっているため忘れがちですが、有給取得は「自らが労働したことによって得た権利」です。

嫌々ながらも毎朝通勤し、苦痛な人間関係に耐えて、何年も働き続けたからこそ与えられた権利です。

これを放棄するというのは完全な自己否定になってしまうのではないでしょうか。

有給を利用してリフレッシュしても必ずどこかで会社や仕事のことを考える場面はあると思いますが、それでも与えられた権利は行使すべきです。

年間有給取得日数として最低5日は取得する必要がありますが、最低の5日しか取得しないかった人と、20日取得した人とでは10年で150日も差が生じることになってしまいます。

その150日は自分のための時間に充てることができたのに、わざわざ会社のために使ってしまったことになります。

人生は会社のためにあるものではない

会社で労働をすることももちろん必要ですが、人生の多くを捧げる必要はありません。

人生は自分のものです。

労働が好きという方であればそれで素晴らしいことですが、そうではない方たちも一定数存在します。

少なくても自分が価値を見出しているものに時間を費やし、より良い人生にしていきましょう。

みなさんはどのようにお考えでしょうか。

〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜

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社畜からの脱出を目指して

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