頑張って働くほど損をするという考え

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頑張って働くほど損をする考え

企業に勤務する身として、経営者が「従業員を財産」と捉えるか「従業員は経費」と捉えるかで方針は大きく違ってくるはずです。

実際のところは、従業員を財産と捉えているのはごく一部で、多くの企業では従業員は経費として捉えているのではないでしょうか。

経営者は決算書の大きな数字に着目しますので、一定の割合を占める「人件費」という部分についてはどうしても「削減」という方向にもっていかざるをえません。

その企業が儲かっていない状態であればなおさらです。

人件費削減=人を減らす考えの是非

となると人件費を削減するためには、工数の削減からスタートし最終的には従業員を削減し人を減らすという1つの考えが発生します。

例えば5人でやっていた業務を4人でやりなさいという状況になる訳ですが、結局は残った4人の負荷が大きくなり、かつ頑張って4人でやったところで給料もさほど上がりません。

結局は元の人数でやったほうが会社としてはうまく機能していた、という状態になるため「頑張っても損をする」という考えが発生します。

さらに、日本においては給料が上がりにくい代わりに下がりにくいという特徴もありますので、必要以上の仕事を無理にしなくても良いという考えも出てきます。

会社に従事しながらどう生き抜くか

会社に従事して頑張っても、従業員の負担ばかりが大きくなり給料の増加も見込めない時代です。

今後さらに定年退職者、再雇用者の増加により若い社員を取り巻く環境は悪化の一途を辿ることは間違いありません。

ただし、会社に従事して給料を貰えているということは自身でキャッシュフローを生成できていますので、比較的ゆとりがある今のうちに自分自身のの数年先、10年先を見据えながら行動をしていく必要があると思っています。

1日はあっという間、1年もあっという間です。数年後、10年後もあっという間にやってきます。

会社で我武者羅に働くことも大切ですが、それではあっという間に定年を迎えてしまいます。

何に尽力をしたいのか、じっくり考えてみても良いのではないでしょうか。

〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜

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