普通の定義・ASDへの対応

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普通の定義・ASDへの対応

自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)】は、自閉症・アスペルガー症候群などを含んだ発達障害の総称です。

ASDは一般的に「コミニュケーション」と「強いこだわり」に特徴があります。

人口の54人に1人の割合で認められており、国内には800万人もいると言われておりかなり頻度の高い発達障害と言えます。

他国と比較して日本は特に比率が高いようです。

弊社にも、3月に定年を迎え同じ部門に30年以上在籍している方がASDだと思います。

・同じ作業しかやらない
・別な作業を教えても覚えない
・こだわりが強く時間をかけなくて良い作業をとことんやる
・少しのズレが気になる
・とにかく変化が嫌い
・気に食わないことがあるとモノに当たる
・話の輪に入ってこれない
・会話しているのに他のことが気になって仕方ない
・細かい作業をすると手が震える
・特定の単語に反応
(先日は「ドライに対応しましょう」と言ったのに「スーパードライ」という返答を頂きました🍻)

外見は普通の高齢者といった感じで特に変わったところはないのですが、近くで接していると「かなり変わっているな」という印象へと変わり、言動から相当高度のASDに該当しているように感じます。

同じ部門に30年以上いるというのは凄いことですが、その方の言動から他部門では業務をさせられない・出来ないから同じ仕事をしているんだなと気づきました。

「普通の定義」というものは人それぞれ育った環境などにより違ってくるため、正解・不正解というものはないのかもしれません。

ただし、明からな違いは本人だけでなく周囲への影響も少なからずあります。

まだまだASD自体を知らない人も多く、今回ご紹介した身近にいる方の言動を見ていると社会生活の難しさを感じています。

あなたはどのようにお考えですか。

〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜

社内システムの過渡期
定年後再雇用の難しさ

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