中田選手の一件について

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中田翔選手の件で思う事

意外に感じるかもしれませんが私、野球ファンです。

プロ野球も好きですが、甲子園、メジャーリーグ、四国リーグ、実業団も好きです。

プレーするというよりも観戦派ですね。

特定の球団が好きという訳ではありませんが、一方で、特定の選手だったり巧みなプレーが大好きです。

プロ野球で挙げるとすれば、2000年前半に中日で活躍したアライバコンビのような走行守全てのプレーで観ている人を唸らせるプレーヤーがものすごく大好きだったります。

甲子園だと、大阪桐蔭のショート浅村(現楽天)や常葉菊川のセカンド町田選手なども好きでした。

今回の一連の流れ

最近の野球のニュースというと、元日本ハムファイターズの中田翔選手が世間を騒がせていますね。

一連の流れはこんな感じでしょうか。

8月11日
▶日本ハムの後輩選手に暴力行為を行っていたことが分かり全試合の出場停止処分

8月20日
▶無償トレードで読売ジャイアンツへ、日本ハムで科されていた出場停止処分が解除

8月22日
▶一軍登録・スタメン出場
(付け加えるなら、移籍後初ホームラン・長嶋茂雄観戦のエンターテイナー付き)

という内容です。

モラルな問題をどう捉えるか

改めて今回の件、暴力を振るった中田選手が悪いという大前提で話します。

日本の政治で言うと与党が巨人、野党がその他の11球団といったところでしょうか。

与党である巨人は自分たちで法律を作ることができて、且つ抜け道・グレーゾーンなども自由自在です。

ですので、今回の移籍・処分解除・スタメン出場については全くルール上問題ないところです。

加えて、それを美談として成立させようとするのも印象操作ですので違反をしている訳ではありません。

野党の11球団や外野であるファンがいくら騒いだところで労力の無駄。

モラル的には「暴力ロンダリング」とか「節操ない」という言葉が出てくるのでしょうが、巨人って昔からそういう球団だし仕方ないと私は思っています。

巨人が上手く使いこなせているかは別として、FA、ポスティングシステム、ドラフト会議、(今後導入の可能性がある)セ・リーグのDH制などを考えれば明白です。

始めは文句やらクレームやら多方面から入りますが、結局はその制度がまかり通ることになり各球団従わざるを得ません。

今回の問題はまさに与党(巨人)らしい、ルール的にはセーフだけどモラル的にはアウトのかたちになっているのではないでしょうか。

人の気持ちを大切に

それぞれ思い入れのある球団に有利・不利、個人的に応援していたとなれば様々な感情を抱くのは分かりますし、同じ球団のファンであっても人それぞれで違う思いを持っていることでしょう。

ただ、外野の我々では知ることの出来ない当事者にしか分からないことや、科せられたことなどが必ずあるはずです。

もしかすると、中田選手も自身の大切な家族のことを考えてこの選択に至ったのかもしれません。

しかし、私が1つ思ったのは中田選手にはお世話になった日本ハムのファンへ正式に挨拶をして欲しかったと思いました。

自分の家族が誰かを応援していて、ファンと同じ立場になったらどう思うのかを考えて欲しかったです。

今回はあくまで私一個人の意見ですし、私は中田選手のファンでも日ハムのファンでもありません。
どの判断が正しい・正しくないということではありませんのでご了承ください。

改めて言いますが、暴力を振るった中田選手は悪いです。

〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜

選択という天秤にかける

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