株価下落局面か

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株価下落局面か

8月16日週は株価が全面安となりました。

近い将来実施されるテーパリングを警戒要因の筆頭として、株が売られたことに原因があります。

ちなみにテーパリングとは「金融緩和(量的緩和)を縮小していくこと」を意味しますので、中央銀行が毎月大量に購入している債券や株などの購入量を減らしていくことを表しているという訳です。

アメリカの中央銀行・FRBとしては、ワクチンも行き渡るようになり感染症の収束が見えて来たことや、経済指標も悪くないことから金融緩和を縮小し、少しずつ 元の経済の流れに戻していかなければいけません。

しかし、金融緩和から金融引締への局面では2013年にFRBがテーパリングを示唆した時に株価が暴落したのが良い例で、投資家の不安心理の上昇が影響して株が売られ株価が調整する傾向にあります。

8月16日週の各種指数

8月16日週の各種指数になります。

【SP500】
8月16日▶4479.78
8月17日▶4448.19
8月18日▶4400.73
8月19日▶4405.82
8月20日▶4441.20

【Dow】
8月16日▶35626.72 
8月17日▶35342.27
8月18日▶34966.98
8月19日▶34895.76
8月20日▶35117.69

【Nasdaq】
8月16日▶14794.68
8月17日▶14658.18
8月18日▶14522.20
8月19日▶14540.07
8月20日▶14711.73

週前半から8月19日までは下落相場となり、いよいよかと思わせるような雰囲気でしたが8月20日には上昇相場となりました。

この一時的な上昇はテーパリングの可能性を考慮しながらも、デルタ株や変異種がまん延しはじめたことにより感染症の収束の見通しが立たなくなったことで、テーパリングを発表出来ない状況にあると投資家が判断しているようです。

テーパリングは必至

各種指数やウィルスの感染者数にもよりますが、テーパリングは早ければ2021年12月、遅くても2022年初めまでには実施されるとされています。

現在投資家のみなさんが大注目している8月27日の【ジャクソンホール会議】で、FRBのパウエル議長が講演を行いますのでテーパリング開始に向けてどのような発言をするのか内容に注目が集まっています。

現在の相場が量的緩和の影響もありバブルなのは明らかで、実際にコロナショック以前と以降で比較すると、量的緩和の影響でドルは市場に2倍程度流通するようになりました。

株価はいつ、どのような形かは分かりませんが必ず下落します。

調整といえるような10%程度で収まる下落なのか、それとも〇〇〇〇ショック、と言われるような大暴落になるのか、バブルの今だからこそ物理的にも心理的にも準備をしていう必要があります。

投資をする上でリスク分散、自分の立ち位置をしっかりと把握しいつか来るであろう株価暴落に備えておきたいものです。

〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜

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