「FIRE」の概念の変化
FIREという概念が日本の世論に広がってから少なくとも5年以上が経過しました。
余談ではありますが、私は日本のFIRE先駆者と言っても良い【三菱サラリーマン】さんこと穂高唯希さんからFIREという言葉を学び、穂高さんがFIREに向けて行動していることに衝撃を受けたことを鮮明に覚えています。
当初、FIREは現有資産で経済的自立(Financial Independence)をして、早期退職 (Retire Early)を達成するという、Fat FIRE(ファット・ファイア)やLean FIRE(リーン・ファイア)のような「完全リタイア」が多くの人が思い描くイメージだったはずです。
しかし、現在の主流はCoast FIRE(コースト・ファイア)やBarista FIRE(バリスタ・ファイア)のように早期退職後も仕事を続け生活を成立させる「セミリタイア」がFIREの概念へと変化しています。
実現性を求めて
人それぞれライフスタイルは違うものの、「完全リタイア」は一般的に数億円の資産が必要と言われていることから多くのサラリーマンにとっては非現実的です。
一方で「セミリタイア」であれば数千万円でも可能と言われていますので再現性は十分にあります。
「完全リタイアは夢」、「セミリタイアは目標」というように表現しても良いかもしれませんね。
会社に従事することも素晴らしいですが、会社一筋だけが正解という時代ではなくなりました。
労働の比率を高いままの人生よりも、労働とプライベートの比率を自分でコントロールできる時代に変化しつつあると言っても良いと思います。
私は心地よい生き方だと思いますが、あなたはどのようにお考えですか。
〜どうぞ私を反面教師になさって下さい〜
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